いぼは治療できる|クリニックの正しい選び方

気になる皮膚症状

鏡を見る女性

治療法はさまざま

一言で「いぼ」といっても、その特徴によって種類があります。尋常性疣贅とは、一般的ないぼで多くは円形で突起状です。接触が多い場所にでき、時間の経過と共に大きく硬くなっていき、表面がざらついてきます。また老人性疣贅とは、読んで字のごとく加齢によって発生します。手の平や足の裏以外の体のどこにでもできます。さらに形状は平たいものや突起状になっているものなど様々で、色も肌色から黒っぽいものまであります。また、最初は1mm程度と小さいので気付きにくいのですが、次第に大きくなっていきます。ほとんどの場合良性ですが、中には悪性のものもありますので注意が必要です。足底疣贅は尋常性疣贅が足の裏にできたものです。性質は尋常性疣贅と同じですが、足裏という場所ゆえに歩行時に全体重がかかるため平たくなっていきます。さらに大きくなると加重のたびに痛みを伴うようになります。また伝染性軟属腫はいわゆる水いぼです。ウィルス感染によるもので普通は複数同時発生します。さらにプールでの感染例が多く、そのため大人より子供の感染率が多いです。いぼは感染経路がはっきりわかっていないものも多く、完全に予防するのは難しいのです。そのため、発生した初期段階で治療をすることが効果的といえます。現在いぼの治療には、薬剤の内服・薬剤注射・レーザー治療・切除手術が一般的です。また薬剤治療ではヨクイニンを内服します。日本ではハトムギという名称の方が有名です。そのハトムギの果肉に含まれるコイクノライドという成分には、腫瘍組織の除去に効果がありますが、即効性はないので長期的な治療を視野に入れることが大切です。また、種類によっては効果が出にくいものもあります。内服薬で痛みなどを伴わないので子供のいぼ治療に適しています。さらに注射治療ではブレオマイシンをいぼに注射します。これはウィルスを根絶するのできれいに治すことができます。しかし、施術後2〜3日は痛みが発生する可能性があるので、その点を踏まえて注射するのか医師と相談しましょう。レーザー治療は、医療用レーザーを照射していぼの組織をウィルスごと繰り抜く方法でもっとも一般的な治療法です。また出血も少なく、痛みもほとんど感じない方法で、傷跡も残りにくいのが特徴です。切除手術は、レーザー治療がしにくい場所や大きくなってしまった場合に行われます。また麻酔を使うので痛みは感じません。潜伏しているウィルスごと完全に取り除くので再発もしません。ただ、何度か通院する必要があるので、自宅から近いクリニックを選ぶことが大切です。また、昔から行われてきた除去法に液体窒素で焼ききるという方法があります。これは、マイナス196℃の液体窒素を使って低温火傷を起こして取り除きます。このように様々な治療方法があるので、自分のいぼの症状に合わせて適切な施術ができるように医師と相談することが大切です。